2015年11月

2015年11月26日

マイなんば

朝、局にて。
プリンタの調子が悪くて何度か
書留交付票を再印刷して四苦八苦いる最中、
管理者と連協役員を引き連れてやってきた人物。


「その人物」を見た時私は思わず
さばいた鯛の口の中に

タイノエ(寄生虫)を見つけた時

のような顔をしてしまった。

ちなみにタイノエを知らずに食べてしまったことがあるけど、

しばらくシャコは食べたくなくなったよ。

ああ、何故JP労組とその組織内議員は
ブログネタを提供してくれるんだろう。
わざとですか?

「自分は集配出身なんです、現場のことは良く知っとります」

この独特のイントネーション。
忘れたくても耳にこびりつく声。
決して笑っていない目。




なんば 奨二

(どの面下げて)

キターーーーー!

後ろの明らかに迷惑そうな管理者と
誰だあのおっさんという現場の反応をもろともせず
参議院議員登場。

この辺境の局に何しに来たんだろう。
それよりこのプリンタのへっぽこぶりをどうしてくれよ・・
「お!Sちゃん(豚姫様の下の名前)ひさしぶりじゃん、元気?」

何余計なこと言ってくれやがるんですかそこの役員。
あなたの方が議員ぽい貫禄醸し出してますね。

このブログを知ってか知らずか
昔の知り合いに声をかけられました。
なんば議員とも目が合いましたが
さて、あちらは私を覚えておられるかどうか。

以下はなんば議員訪問に対する現場の生の声です。

誰?

・現場のこと知ってるならなんでこの忙しい時に来たの?

・何してる人?

・邪魔!

・名前は知ってるけど何にもしてないよね

・絶対投票しねえ

俺は心の中では組合を脱退している

・・・・みなさんそれは豚姫様への

リップサービス
ですか?

そう思うくらいぼろくそですな。

なんば議員が現場の顰蹙を一通り買って

去った後、約一名の管理者が(いつものあの人だ)

wktkしながら

「ブログに書くんでしょ?ねえ、ブログに書くんでしょ?」

テンションMAXで話しかけてきた。

五週間連続出勤となると人間テンションもおかしくなるようです。

もういい・・・もう・・

休めっ・・・休めっ・・・・!






なんば 奨二。

次に彼が訪れるのはあなたの局かもしれません 。(なんだこのオチは) 

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blackkings at 22:30|PermalinkComments(11)TrackBack(0)労組 | 政治・経済

2015年11月23日

お立ち台(全国版)

みなさ~ん!

マイナンバー

はかどってますか~(白目)


 昼の二時から夜八時近くまでバイクにほぼ乗りっぱなしだと
下半身が痛くなってきますなあ。

特に尻が。

おかしいな、他の人よりクッションが効いているはずなのに(肉で)


住所氏名確認を何度もしつこくおこなってお客さんに
「大変だねえ・・・・」と同情の眼で見られたり
最後の方なんて確認呼称しすぎて舌が回らなくなったり
その一方で情報提供者の一人が某正義の味方から
「今までのことは連協にすべて報告する」という
よくわからない恐喝メールを受け取ったので
(もちろんヘッダー付きだ)
速攻でそのメールを保護させたり
金銭等の見返りを求めなかった場合でも
恐喝って成立するのかな?等と
うすらぼんやりかんがえてみたり
おちこんだりもしたけれど私は元気です。(魔女宅か)


さて、2ちゃんねるにもスレが立ったようだが

マイナンバー誤配達(誤交付)やらかした奴は

記者会見に列席させる件について。


ちなみに我が局(まあうちの班の周辺くらいだが)ではそれを

「メジャーデビュー」
と呼んでいる。

局長がぽつりと
「俺、ずっとマイナーでいたい・・」
とこぼしていた。


マイナンバーに限らず誤配達誤交付は重大なミスであり、不祥事です。
しかしながら、そこに意図的なものはありません。
わざと誤配達誤交付する奴なんていますか?

例えば、これが粉飾決算(東芝とは言っていない)
や横領であったり、記憶に新しいところでは
例のマンションのくい打ちデータ改ざん等は当事者に責任を問うべきで、
それこそ記者会見に列席させ頭を下げさせるべきと考えます。

誤配達(誤交付)がありました、こいつがやらかしました、
と見せしめにする必要性があるでしょうか。
逆に利用者の不安をあおることになりかねないでしょうか?

誤配があった局の局長が謝罪するだけならいいでしょうが、
配達員が直に公衆の面前に出た場合、
もちろん顔などは映さないとは思いますが、それであっても
どこからどう情報が漏れるのかわかったものではありません。
その配達員の配達担当地域が知れたら、どうなるか。

変に勘ぐる人間も出てくると思うのですが、ねえ。


おそらくは脅しのつもりで当局が

ふかしたんだろうな


とは思いますがいずれにせよ人権侵害になりかねない話です。


私のところにこの件で一報が入ったのは11月17日のこと。


16日、関東支社管内某局で誤配達発生、
幹事局において配達員本人同席で
18日に記者会見をする見通し。

夕方、関東支社が該当する各局に
記者会見の件を確認したところ否定。

まあ突っ込まれたから急いで取りやめたのもあるしそもそも
報道発表前に勝手に局単位で記者会見開くはずないのですが・・。

越谷局ではその数日前に周知で
誤配などのミスがあれば
記者会見に同席させると管理者が発言。


また越谷か。

平常運転だな。

ちなみに、関東支社が今のところマイナンバー誤配達トップ。

千葉だけで全国最多8件(11月17日現在)。

配達開始時期や管内の世帯数や局数もあるでしょうが、

関東支社名物「見せしめ」

逆効果ということを示しているような気がしてなりません。


この記者会見列席の件に関し
人権問題なのにJP労組で問題提起しないの?と

淡い期待

未だあの労組に抱く方もおられるでしょうが、

今なんばの件で忙しいからそれどころじゃないと思います。

いつでもどこでも何が起きても政治が優先。
マイナンバーならぬマイ難波、って
誰がうまいこと言え・・・てねええよおおおおおおおおお!!!
あんなおっさんの当落どうでもいいんだよおおおおお!!
どうせ落ちても労組で雇うんだろうがああああ!!!!
安泰じゃねえか労働貴族があああああああ!!!!!

落選して現場復帰(期間雇用)したら
また応援するかもしれないけど。



・・・・
なんて書いてたら今まさにうちにも来ました、マイナンバー。
みなさんお疲れ様です!!  

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2015年11月15日

湘南のスキマ風

歩道を歩いていたら後ろから来た自転車に左手持ってかれるし(打撲とねんざ)
某正義の味方の迷推理のおかげで今まで慎重に進めていたことが全部おじゃんになるし
なあさんが妙に元気だし風邪気味だし腰が痛いし御払いでもうけようかしらと思いつつ
入ったスーパーで白身の王様シマアジの刺身が半額になっていてラッキー
これで一応半分は取り返したような気持ちになれた、
そんな週末に飛び込んできたのが

民主党解党か!?という吉報。


こいつは縁起がいいや。響きがいい。

ソースはこちら。
http://www.sankei.com/politics/news/151113/plt1511130044-n1.html
若手議員が言いだしっぺならとにかく、細野・前原両氏とは。
結構な上層部じゃないですか。
もし解党ならJP労組どうするんですかね。連合に従うんでしょうけど。

とはいえソース元を読めばわかるように「腰砕け」の様子。
もう分離しちゃえば?

誰も気にしないから。

前原さんてメール問題以来
先走っちゃうドジっ子のイメージが強いんだよなあ。


そんな折神奈川某支部の組合員からとんでもないお話が。

某支部書記長が

みらい研入らないなら社員登用試験受けさせない!

といった内容で期間雇用社員を恫喝した模様。

「社員の候補にしようと思ったが

みらい研入ってないから見送る」
そうな。

何言ってんだこの書記長は。




ち・・ちなみにタイトルとその支部とは

全く関係ないんだからねっっっ



平田某専門役といい

どいつもこいつも

平常運転だな藤沢局



とか、全然思ってないんだからっっ!

ちなみにここだけでなく、同様の案件が数件ほど
神奈川県下の別の支部からも届いております。

期間雇用社員に対し

「みらい研加入してないから社員に推薦できない」

と平然と言ってのける役員が神奈川で増殖中。

みらい研加入にかなりやっきになっているようですが
よっぽど加入率悪いんだな。
神奈川って伝統的に大体この手のものは組合員が非協力的。

だがそれがいい。

さてこの発言、このブログを読んでいただいている方は
おわかりいただけるだろうが
冗談で言ったとしても大問題なのです。


組合役員が組合員に対し政治団体へ加入するように
人事に関することをちらつかせて圧力をかけた


まず、組合は人事に口を挟めない・・・はずなんだがな畜生。

労働者に労働三権があるように
経営者(使用者)には経営三権があります。

業務命令権、施設管理権、そして人事権。
これは経営者の専決事項であり、組合の介入は認められません。

ただグレーゾーンというか、
交渉次第では抵触しなきゃなるめえという部分はある、とは思います。

労働組合法二条
第二条  この法律で「労働組合」とは、労働者が主体となつて自主的に
労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを
主たる目的として組織する団体又はその連合団体をいう。

但し、左の各号の一に該当するものは、この限りでない。

 一 役員、雇入解雇昇進又は異動に関して直接の権限を持つ監督的地位にある労働者、
  使用者の労働関係についての計画と方針とに関する機密の事項に接し、
そのためにその職務上の義務と責任とが当該労働組合の組合員としての
誠意と責任とに直接にてい触する監督的地位にある労働者
その他使用者の利益を代表する者の参加を許すもの

二 団体の運営のための経費の支出につき使用者の経理上の援助を受けるもの。
但し、労働者が労働時間中に時間又は賃金を失うことなく使用者と協議し、
又は交渉することを使用者が許すことを妨げるものではなく、
且つ、厚生資金又は経済上の不幸若しくは災厄を防止し、
若しくは救済するための支出に実際に用いられる福利その他の基金に対する
使用者の寄附及び最小限の広さの事務所の供与を除くものとする。

三 共済事業その他福利事業のみを目的とするもの


四 主として政治運動又は社会運動を目的とするもの

四wwww項wwwww
うちの労組まさに今これに抵触してませんかwwwwww

まあそれはとにかく、某支部の役員の発言は一項に抵触していますよね。
人事に口を挟んでます。


たとえば
「会社側」が組合加入をしていることを理由に人事で不当な扱いをすること、
または組合脱退を条件としての雇用や登用をした場合などは
不当労働行為(労働組合法第7条)
黄犬契約(「おうけんけいやく」または「こうけんけいやく」)のことを
以前このブログでも書きましたが、
これは労働者が労働組合に加入しないこと、
加入している労働組合からの脱退を雇用条件とすることをいいます。


黄犬契約は英語で「YellowDogContract」で、
等の意味。
転じて、労働者の団結に反して使用者のいいなりになる
者を指すようになりました。

「YellowDog」は「卑しむべき者」「卑劣な裏切り者」。
もちろんこういった労働契約をすることも不当労働行為。
支配介入も不当労働行為です。
かつて全逓側を人事で冷遇、全郵政を優遇したことがありましたが
一方の組合を優遇することも支配介入、つまり不当人事行為です。

全逓ただ単に仕事してなかったから
評価低かっただけじゃじゃねえかな・・・。

まあ、他にもありますがとにかく、
会社側にはこういった制約が法律で定められています。

じゃあ労組が違反したらどうなんの?

労働組合法の五章は罰則についてですが
労組が二条に違反した場合の規定が書かれていない模様。
法律だから違反したら罰則はあると思いたいのですが・・・。

「そもそもそんな組織労働組合とは認められない」となること自体が
「罰則」のようなものなのか・・・。

まあ労組が労働組合法破るなんて
あんまり想定してないでしょうけどね。

労働組合に加入していること、または労働組合の設置した
政治団体加入が人事登用試験受験資格の有無に影響が出る


という今回の事例、政治的に見たらどうなのでしょうねー
役員に一度指導した方がよろしいのではないでしょうかねー
政治活動に熱心なのはいいけど、(よくはないけど)
公職選挙法だのなんだのは意外なところで落とし穴があるものです。

これやばいんじゃないかなあ~。

ああ、録音してくれてればよかったのになあ~。

録音と言えば、先日ある弁護士の方とお話しする機会があったのですが
パワハラ等の違法行為を抑える為の郵政の職場への
録音機器持ち込みはありか否かとお聞きしたところ

あり、とのことでした。

それも認められないなら郵政の職場やりたい放題になっちゃうでしょう。

だそうです。

携帯電話やスマホを職場に持ち込む際に書類を提出しますが
そこに書いてあればよいし、
逆にそこで「パワハラ対策」と銘打って提出すれば
抑止力になるかもしれません。
相手が逆切れして録音機器壊されたなら
速攻で警察に被害届出せばいいわけです。
この場合被害届は当局が全力で止めるでしょうが、無視しましょう。
今のスマホには録音機能もありますから、
専用の録音機器なんて必要ないかもしれません。

労組もコンプラ室も役に立たないなら
我が身を守るのは自分自身だけです。

この流れで十王の音声をアップしようとしたら非常事態発生。
十王の計画主任のありがた~い「御指導」の音声なんですが
パソコン及びパソコンの使用者(つまり私だ)
のスペックが低過ぎて出来ない模様。

クソ!WindowsXPめ!

さて前にもお話しした通り我が地域もついにマイナンバーがきますので
ブログの更新は停滞・・・・

え?

またまた延期?

しかも、未定??



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blackkings at 12:32|PermalinkComments(11)労組 | 政治・経済

2015年11月08日

いずこもおなじ秋の夕暮れ

「もうマイナンバー嫌だよう」
「毎日電話会議でへとへとだよ・・」
「俺の愚痴誰も聞いてくれないんだよう、聞いてよう」
「もう俺この会社嫌い」
「ブログに書いてよ」

以上、管理者の愚痴でした。

何故か管理者の愚痴を聞くことが多いのですが
「豚姫は労使癒着を批判しながら自分は管理者と仲良くしてる!」
とか言われたらどうしよう。

ちなみにこの管理者、以前某元市議会議員の電凸を
右から左に受け流した人です。

前代未聞の全国計5000万通の簡易書留配達。
出るわ出るわ郵便局の大失態。
誤配達誤交付はもちろん

「書留の配達証作って自分でサインして

ポストぶっこんでもいいんじゃねwwww」

とか冗談言ってたんですがその冗談を

本当に実行しやがった郵便局員が登場。ぱねえっす。

おかげで「マイナンバーちゃんと扱います」宣誓書みたいなのを
署名させられる羽目に。

役職名と氏名を記入しろと言うので

「内閣総理大臣 安倍晋三」

「第一書記 金正恩」

って書いておいたけどまだ多分ばれてない。

つうか、
書留を書留として正規取り扱いするだけの話だろうに・・・。


誤配達誤交付、そして

セルフ配達完了は郵便局の失態で

言い訳のしようもございません。


ただし
「マイナンバーが未だ届かない」ということに関しては

郵便局に問い合わせる前に、

または配達途上の郵便局員を問い詰める前に

まずお住まいの自治体に差出状況を確認していただきたい。

自治体によってはまだ差出ができていない市町村もあります。
延期に次ぐ延期、なんて自治体もあります。

差し出されてねー郵便

配達できるわけねえだろ。


全国一律で施行するならそれこそ
差出日も一律であるべきだとは思うのですが
自治体によってここまでバラバラなのはなんでしょうね。
多分自治体の方々もてんてこ舞いなんでしょう。
マイナンバー施行前に書留差し出すだけでこれなんですから
実際にマイナンバー施行して自治体は対応が出来るのでしょうか?

ちなみにこのマイナンバー、

詐欺師からは垂涎の的
だそうです。

我々郵便屋はマイナンバーに関しては
とんでもなく大変な途方もない作業ではありますが
配達が完了してしまえば関わることはありませんが
自治体はそうではありません。

上の方はとにかく現場は大変な思いをするわけです。

どこも同じで上は思いついたことを口で命令するだけ、
実行する現場はひいひい言ってて、不祥事が起これば
「現場の責任」なんでしょう。

数字や結果だけを求めて現場に無理をさせる。
現場は生かさず殺さず、場合によっては殺しても仕方がない。
日本の労働状況は官民問わずブラックなのかもしれません。

上に立つ者として下の者に無理をさせて結果を出させるのは愚の骨頂。

そりゃあ杭のデータ改ざんしたくもなるわ。(それは関係ない)



先日わが社でも

「マイナンバーと年賀営業が並行しているのは

すべての局員同じ条件なので

営業しなくていいわけじゃねえぞお前ら

営業しろや底辺どもが」

というお達しが上からありました。

まあこんな言葉遣いじゃないけど

本音はこうだろうなと代弁してみました。

忙しいのは皆同じだから営業やれよ、と。

うちの職場だけでなく
しんどい状況をどうにか改善するという発想が
この国には乏しいような気がします。

しんどい状況は皆同じだから、我慢する。

それは戦時下や大災害直後などの非常事態であれば
しかたのないことで、日本人にそういった考え方があったからこそ
戦後の復興がなされた側面もあるとは思います。

しかしながら
「みんなが無理してるなら無理するのが当たり前、それが出来ないのは怠惰」
という同調圧力はそれこそ、ブラック企業を作る土壌にもなっていると思います。

「みんなつらいのは一緒」

そこから

「我慢する」ではなく「改善する」。

そういった発想がある経営者が中々いないようです。

でも労働者も悪いんですよ。

(美味しんぼ風)



我慢することで改善を考えることを放棄して逃げている部分もあります。
「上からの命令で~」「みんなやってるから~」と
自分の思考を停止させる言い訳ばかり。
だからいいように使われてしまう。
そして、そんな人間をいいように使っても、職場は発展などしません。
停滞するか、後退するかのいずれかでしょう。


役所であれ会社であれ、そこで働く労働者への投資をしなければ
職場に貢献しようなどと労働者が考えるはずがありません。
前述のような思考停止の人間が
職場にもっと貢献しようと考えると思いますか?
そんな人間だけの職場から何か生み出せますか?


労使協調に重きを置いた労働組合を構築するというなら
御用組合化するのではなく、労働者や現場への投資を
会社側に求め、労働者の会社に対する貢献意識を
高める役割を果たす組織であるべきだ。
それが本当の「労使協調」です。
労使がwin-winの関係でなければ
会社の本当の意味での発展は難しいのではないでしょうか。

データ改ざんや不正取り扱いなんてものは、
無理がたたったひとつの結果ともいえるのですから。

だからといって不正をした人間を庇うつもりはありません。
しかし、再発は防がねばなりません。

当人の資質だけではなく
なぜそうしなければならなかったか、理由があるはずです。
例えば、不正でも横領であれば理由は
ただ私腹を肥やしたかっただけと簡単にわかります。

でもやったところで当人に何の得もない
不正はそれこそ理由をきっちり調べるべきです。

能率や効率だけを求められて締めつけられていたのではないか
疲労がたまっていて思考能力が低下していたのではないか・・等。

それでなければ何度記者会見を開いて
頭を下げたところで再発は防げないでしょう。



マイナンバーからはじまる業務繁忙期に突入すれば
このブログの更新頻度も停滞すると思われますがご了承ください。


さてそろそろ我が地域でもマイナンバーが・・・


・・・え?また延期? 

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blackkings at 13:03|PermalinkComments(13)TrackBack(0)仕事 | 政治・経済

2015年11月03日

守るべきもの

昨日(11月2日)さいたま新都心郵便局過労自死裁判支援決起集会に参加してまいりました。

周りの席でこのブログの話をされてて

いやあ気まずいのなんの。




さて、参加者の顔ぶれですが、ほとんど郵政ユニオン組合員かと思いきや
(郵産労ユニオンではなく正しい略称は郵政ユニオンだそうです)
JP労組組合員や、一般市民の方も参加されており、
私以外にも横浜から参加したJP労組組合員もおられました。

関心が高い事件であると改めて感じるとともに、これもユニオンの
地道なビラ配りなどの活動の一定の成果であると考えます。



尋問期日
2016年2月17日13:10頃から

被告側(会社側)証人は助川をはじめ
当時の業務企画室長・班長、そして局長。

当初会社側は局長を出廷させることを渋っていました。
裁判所の判断により証人として出廷することとなったようです。
それは当たり前の話で、局の一番の責任者が
何も知りませんでしたとはいきません。

どうも会社側はこの当時の局長を庇っている節がありますね。
この局長、現在は無事に天下っているようです。

ここまで関心の集まりつつある事件ですので、
某ブラック居酒屋チェーンの裁判のように社員を動員して
会社側が傍聴席を占拠する、なんてことにならなければ良いと思います。


・消えたお立ち台

「強制的に自腹を切らなくてはならない
職場の雰囲気を作り上げたのはあったと思う、過去に」

「昔はあったということで、お立ち台に引きずりあげて
それで責めるようなことがあってはいけない」

2014年8月27日の西室社長の定例会見での発言。

しかしさいたま新都心の「お立ち台」に関して会社側は一貫して社員が自発的に
自案を説明する場であり、見せしめではない、という見解でした。

会社トップである西室社長は「過去にあった」と言っているにもかかわらず
さいたま新都心局のお立ち台に関して裁判ではまったく逆の主張を
会社は繰り返しています。


一昨年四月に本件の証拠保全のためにさいたま地裁裁判官が新都心局に立ち入り、
その後の五月にはお立ち台は廃止されました。
都合が悪いと感じたのか、世間体を気にしたのか。
いずれにせよカッコ悪いですね。

そういえば水戸中央の誤配王と呼ばれた助川氏、
もし管理者にならずじまいであれば
三日に一回のペースくらいでお立ち台に上がっていたのではないでしょうか。

個人的には一昨年の四月までお立ち台が存在していたことが驚きです。


・古河事件
(赤字は筆者による補足)
6月10日13時半発生。古河郵便局局長が
営業成績の上がらない四名の局員を呼び出し「俺は一人殺したことがある」と恫喝。

同日夕方、JP労組茨城西部支部古河分会長O氏に相談するも、相手にされず。

コンプライアンス室に通報も「局の管理者と相談するように」との返答。

翌日11日18時35分に郵政ユニオンに通報が入る。

※実際に通報を受けた役員の方とお話ししましたが、探偵ファイルの記事にあった
 「四人の連絡先は知っている」という事実はないそうで、また、
 匿名でも通報は受け付けるとのことでした。


 このあたりに関しては古河の局員の方からその後連絡がこちらのブログにもない為
 ユニオンと古河局員の方との食い違いに関しては保留としたいと思います。


古河局にユニオンの組合員はおらず、新都心裁判の証拠化の必要性と
当事者防衛を考慮して6月17日に本社前で公表。

6月24日にユニオン本部から本社に調査申し入れ。

古河局は助川が威張り散らして職場の雰囲気が悪い。
4月に異動してきたばかりの郵便部長が鬱で病休、
総務部長もひと月休むという異常な状況。

7月14日22時ころ、守谷分会長と西部支部書記長(双方とも当時の役職)
電話での会話において、書記長は明確に古河事件を否定。
なお、この電話はお聞きになればわかると思いますが私的なものではなく
支部大会前に支部役員が各分会に職場の課題を事前に聴取するものです。


また、「事実ではない」根拠があるのであれば、それはどういったものなのか。
分会長の質問に対し虚偽の回答を支部役員が行ったとなれば
分会軽視と言わざるをえません。

7月24日、通報者探しや脅迫、配置転換など不利益を与えないことを申し入れ。

しかし6月に公になった時点でJP労組と
当局側は被害者四名を監視し圧力をかけていた。



・「藤沢の平田・古河の助川」

7月29日、神奈川某局より匿名通報。
7~8人いた喫煙室であるJP労組役員が平田という専門役に「古河事件を知ってるか」
と聞いたところ
「恫喝行為は当然のことで、あんな社員(ユニオン)が騒いでも馬鹿な奴が言っているだけで
何の影響もない。

俺なんか20人ぐらい辞めさせたことがある」


ここで神奈川の古豪登場。

「俺は一人殺したことがある」に対抗意識を燃やし
「俺なんか20人くらい辞めさせた」と発言。

なんて最低な争いなんだろう。

二人そろってなんでこんなのが局長なんだ・・・・。

この平田というのは元・藤沢局局長 。
JP労組湘南支部とは大変に仲が良かった方で、
売り上げの上がらない社員をその班の人間に取り囲ませて
当該社員を罵倒させるという人権無視をやってのけた猛者で、
当然そんな行為もJP労組は華麗にスルー。

JP労組茨城西部支部の対応

8月2日、茨城西部支部支部大会。
来賓として助川が呼ばれる。


その際に古河事件に対しての質問をしようとした守谷分会長、
「異議なし」の声により質問できず。
この「異議なし」と質疑応答を止めたのは書記長(総和)と同じ渉外。
支部大会直前から守谷分会長を睨みつけていた。

助川氏と前・JP労組茨城連協議長小野瀬氏は旧来の友人。

9月2日、日本郵便から古河事件に関し回答と申し入れ。
会社側「事実無根であり名誉棄損、侮辱罪である」

9月10日、匿名通報。
「古河事件は本当にあった。この件はかん口令が敷かれている。JP労組の支部大会でも
この件はなかったことにしてくれと通達があった」

9月26日にもユニオン本部に同様の通報。

9月18日、守谷分会長、異動。

10月8日、ユニオンから本社へ「事実でないという回答は受け入れられない」


書記長が「事実でない」と把握していたのが7月14日。
しかし会社側の調査結果が出されたのは9月2日。

書記長は何をもって事実でないと言えたのか。
JP労組が独自で調査をしていたということなのか?
調査したうえで「事実でない」のであればわざわざ
質問を遮る必要はなかったはずですが・・・。



・守るべきもの

残念なこと業務の為集会には間に合わなかった
元・守谷分会長=役員氏ですがその後に合流。
ユニオン役員の方や支援者、弁護士の先生、
そしてご遺族と意見交換をしました。

ここで役員氏と私とで決めたことがひとつ。

おそらく、JP労組はこの集会に参加したことを許さない。
またいろいろつっかかってくるかもしれない。
それでも
「人として守るべきものの為ならば、なんと言われようが気にしない」

この事件の解決に微力ながら協力することを
スパイだの裏切り者だのと言うのであれば、それはそっちが間違っています。

家族は大事なものです。
それが奪われたり、壊されれば悲しいのは当たり前だし、
そのことに憤りを感じるのは人間として
命ある者としての本能です。
それが他人の家族であっても人は「家族が失われる」ことを悲しまなきゃおかしい。
誰かの家族が理不尽に奪われたのであるなら怒りを覚えて当たり前のはずです。

本来組合員の命が失われて怒るべきは
最大単組であるのに、JP労組は隠ぺいに加担しています。

さいたま自死事件が発生した際にご遺族は何度もJP労組に申し入れたそうです。
もちろん亡くなった方はJP労組の組合員です。
それでも、JP労組はその電話にすら応対しませんでした。
やったことといえばかん口令を敷いたことのみ。

古河の四人も組合員です。

守るべきものは一体、なんなのか。誰なのか。

私が出来ることと言えばJP労組をつつくくらいなので
どこまでこの事件の解決に協力できるかはわかりません。
それでも、守るべきものの為に、やれることはできる限りするつもりです。

この事件のことは郵政関係者だけでなく
一般の方にも知っていただきたいと思っています。    

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