2016年10月

2016年10月30日

金は天下の回りもの

トリックオアトリート。
年賀はがき買わなきゃいたずらするぞ。
(↑JPCC案件)


さてみなさんの中は家計簿をおつけの方もおられるかと思います。
かくいう私も家計簿をつけようと専用のノートを購入しましたが
買ってすぐに落書き帳と化し、

見るも無残な姿
になりました。

家計簿のつもりだったのに結果的に

「馬がひたすら走る」パラパラ漫画付きの

豚姫様イラスト・ラフスケッチ集

になるという予想外の結果に

ただただ驚いています。

そんなわけで豚姫様は

宵越しの銭は持たない

という結論に落ち着きました。


さて、甲府の情報提供者から怒りの情報提供。

「10月2日に労組役員と

 甲府中央の管理者が

 勝沼で仲良くゴルフ&宴会」



なにやってんだよこんな時に。
元々ひき逃げ事件前から
月一で「この面子」でゴルフに行っているようで、
甲府の局長は大変ゴルフお好きだそうです。

組合費で局長たちを接待とは!
とお怒りの組合員の方もおられるでしょうが
非営利組織である労組でも接待費・交際費は経費として落とすことが出来ます。

労組による会社側への接待は良くあることで、
支部大会など各種大会の後、来賓として招いた管理者を
宴席で接待するのは当たり前のことです。

その席で色々、まあ、人事の話なんかをする場合もあります。

もちろんすべて経費として組合費を使います。
我々が納めた組合費です。

変に奇麗事は言いません。

その席での密約が組合員の為になるならば
多少の事には目をつぶるのも必要でしょう。

あくまで、組合員の為ならば、ですが。


甲府中央の管理者と南関東地本の役員が
組合費でゴルフやってドンチャン騒ぎして
石和温泉でコンパニオン呼んじゃっても
活動上必要であるということであれば、
全く問題がない組合費の使い方なのです。

そういえば週刊新潮でなんと日教組の中央委員長が
ダブル不倫の果てに組合費横領で今雲隠れ中、
でも解任の手続きも組合規則で委員長がいないとできないとか。
そして日教組内部ではかん口令と情報を提供した犯人探し。

どこも同じなんだなあ。

人のふり見てわがふり直せ、
かつて日教組と全逓は国労を入れて
総評御三家と並び称された間柄。
そんな盟友の不祥事を見て、
不倫は世間からすればよろしくないことなんだと
JP労組が気づいてくれることを祈るのみです。


2010年にJP労組でも新宿支部で組合費の横領が発覚しました。
書記次長、組織部長、会計が支部の予算850万円から
550万円を横領、毎週のようにキャバクラやら焼き肉やらと
豪遊しまくっていた、あれです。

極端かもしれませんがあの事件ももし組合役員だけで豪遊じゃなくて
管理者を交えていたら、横領にならなかったのかもしれない、
という可能性もあるのです。

組合の接待というのはグレーゾーン、あいまいな部分が非常に多いです。

調べたらこんなブログが見つかりました。
東京の方のブログです。
http://ameblo.jp/blog-x-branch/entry-10265832600.html

生々しいですね。


もちろん支部の中には接待ではなく
毎年予算をおしみなくレクと旗開きの予算に使い果たす

男気溢れる支部もあります。

で、連協とかに会計会議で怒られる。

なんでや!組合員に還元してるやん!

旗開きで何千円と会費取ってるくせに

安っぽいケータリングで済まして

ビンゴ大会の景品もしょぼい支部よりええやん!

全然無駄遣いじゃないと思うけど。



恥ずかしい話ですが私自身もまだ麻痺している部分があるようで、
今回の接待ゴルフについて怒りを覚えるタイミングが遅れました。
憤懣やるかたないと言った様子の情報提供者に対し
「よくある話ではないの?」
と一瞬思ってしまったわけです。
組合費でドンチャン騒ぎする側にいたからでしょうね。

本当にお恥ずかしい限りです。

そんな私の言葉よりは重松氏の言葉の方がみなさんにしっくりくると思います。


「組合員が一人一人、

 自己の組合費の使われ方が

 正しいかどうかよく見極めるべき」



この際ですから、恥かきついでに私めが
「ドンチャン騒ぎする側」の人間として反論をしてみることとします。 

変身!労働貴族にな~れ♪

役員モード発動↓


高尚な組合活動をみんなの代わりに
そしてみんなの為に
自分の時間を割いてやっているのだから
多少いい思いしたって許されるべきでしょう。 

じゃあ、文句を言う組合員が実際に
代わりに役員やってくれるの?


あなたたちがやりたがらないからやっているんだよ。
組合費の使われ方を見たいなら見ればいい。

でも、多分、

あなたたち組合員は

それすらも面倒でやらないだろう。

民進党万歳!

民進党万歳!
みんし(以下略


~役員モード終了~


・・・はっ


私は今まで何を・・・・?



組合役員がやりたい放題なのは
組合員が本気で文句を言ってくる危険性が限りなく低いからです。

個人が文句を言ってくることは多々あっても、
集団で結束してまで組合に異議を唱える組合員はいない、と
タカをくくっているのです。

労組の問題は好き勝手やっている役員だけの問題ではありません。
一番の問題は組合員の無関心、無責任にあります。

文句は言うものの不祥事に踏み込んで行って面倒事を背負うほどの覚悟はないし、
自分達が役員に代わって労組を改革する手間も時間も惜しい人ばかり。


・組合員側
組合活動は面倒。
今時誰もやりたいとは思わない。
やってくれるだけありがたい。

・役員側

組合活動は面倒だけど
誰もやりたがらないから
好き勝手できる。



双方の意見がぴったり一致、

これぞwin-winの関係。


新組織が~労組改革が~と言っても
実際にリスクを背負うのは嫌、となると
現状のままが一番となってしまいます。

100%他力本願、自分は何もしないで
文句ばかり言って、誰かになんとかしてもらおうってのは
誰が考えたって甘い考えですよね。

今よりほんの少し、組合活動の内容はもちろん
労組役員の行動や組合費の使い道に
組合員全員が自分のこととして興味を持っていただけたら
それだけで随分と状況は違っています。


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blackkings at 12:02|PermalinkComments(6)TrackBack(0)労組 

2016年10月21日

公私相背

我が局には

「立ち枯れの白樺」

「秋口のひまわり」

「衰弱したスレンダーマン」


の異名を持ち(すべて命名は筆者)
「人生がしょっぱい」が口癖の管理者がおります。

つい先日その管理者が「猫背会」

という謎の組織を立ち上げたようで、
活動内容はひたすら猫背でうなだれていることだそうです。
私も誘われましたが丁重にお断りしておきました。

多くは語れませんが、あの方は一度長期休暇を取るか
心療内科を受診された方が良いかと思います。 

この管理者をはじめとして


「『今忙しい』の忙しい理由が『お菓子食べているから』という管理者」

「顔が暴対法に引っかかる勢い

なのにお菓子大好きな管理者」

「班内を物色しお菓子がないと機嫌が悪くなる管理者」

「『今のうちにはこれが精いっぱい』とカリ城のルパンみたいなコメントで
 郵便がさばききれなかったいいわけをする管理者」

「このブログのネタになりたい管理者」


「大●商店さん(バイク屋さん)

 かと思ったら局長だった」


なんで二輪車を局長が点検してくれてんだろう・・・。

・・・と、まあ我が局にはちょっと変わった管理者が多いようです。


突っ込みどころはたくさんありますが、

意外と嫌いじゃない。

なんて書くと当局側に媚び売ってるとか言われそうですが
ただ管理者だからって猫も杓子も敵視することは
私は好みません。その辺は緩い人間なので。
なんでもかんでも自民党政権のせいにする似非左翼じゃあるまいし
管理者=すべて悪
ってのも乱暴な、単細胞な発想だと思いますよ。

考えてみればバイト時代含め
「てめえの血は何色だ」と思った管理者の下になったことは
三人くらいで、そのうちの一人がこの前専門役として
のうのうと局に来てたそうです。
違う部署に行っていたようで鉢合わせになりませんでした。
命拾いしたなあの野郎。

三人という数字は少ない方でしょう。
故に、茨城をはじめとする関東支社の管理者の極悪ぶりはもちろん
南関東管内での不祥事を目の当たりにするにつけて
同じ役職、同じ管理者でなんでこうも違うのだろうと不思議に
思うことが正直多いです。

労組に関しても、二、三年前に当ブログの前身であるブログは
「今の支部に削除を求められたら辞める」つもりで、
そのことはきちんと記事にもしました。

よって前のブログの生殺与奪は現支部の一存だったのですが

完全な放置プレイで今に至ります。

自分が地本や中央の役員だったら
この支部執行権三回くらい停止してるだろうなと思うくらいです。

「俺は心の中では組合脱退している」という
名言を残す役員がいる支部ですから・・・。

これがもし同じ南関東でも
「(自主規制)」支部や「(自主規制)」支部
(お好きな支部名を入れてください)
はたまた関東方面の支部だったらと思うと・・・

ブログは即時閉鎖、
私は不可解な異動、
言論統制と弾圧が続き
地球はたちまち凍りつく
花は枯れ 鳥は空を捨て
人は微笑みなくすだろう(イエーイ!)

太陽はオーオー命の星だ~♪


・・・

労組にしろ管理者にしろ豚姫は
恵まれた環境なんじゃないかと言われてしまいそうですね。

会社もそうですが組合が組合員に対してかん口令や
圧力をかけるのが異常な話なんですが・・・。

組合役員が組合員を支配しているという意識を持っているのが
このことからもよくわかります。

監視して、情報統制と言論弾圧を加えて体裁を整えるなんて
まるで末期の社会主義・共産主義の国のようです。
都合が悪いことはひた隠し、
肥えていくのは上層部の連中のみ。

私は今は「恵まれた環境」におりますが
このブログで取り上げた事件が今の支部、今の局で起きた場合
ここの労使がどのような反応をするだろうかと考えることがあります。
同様に、かん口令を敷いたりするのでしょうか?
特に甲府中央は同じ南関東管内ということもあり、
甲府ひき逃げ事件のようなことが発生した場合
どんな対応をするのでしょう。
事案が発生した局やそこの管理者、組合役員によって
対応は変わるのかもしれません。

もちろん、こんなことが起こらないのが一番です。

今なお甲府中央局をはじめ山梨県内の各局では
この事件に関してかん口令が敷かれています。
なんでか神奈川の藤沢でも同様の状況で
特に会社側ではなく労組がもはやお家芸とも言える
組合員監視と言論統制を敷いているのですが
何故そんなに疑心暗鬼になっているのでしょう?

組合員を元々信用していないのか、
元々組合員は自分より下、支配下に置くものであって
仲間であるという感覚が皆無だからでしょう。

しかしまあ、元々局長や総務部長、郵便部長の
前任局だったとはいえなんでここまで藤沢が
甲府の事件にこだわるんだろう?

考えてみたら甲府の総務部長の
ムチュコたんが藤沢の役員にいるんだった。
このムチュコたんはこの事件に関して
随分と疑心暗鬼になっているようで
絶賛大暴走中なんですが、なんだろう、
ここの支部ってこんなんばっかりだな。

小僧てめえ誰に喧嘩売ったかわからしてやろうかと
その身に教えてやりたいところですが
なにしろこちらとしては組合員を人質に取られているので
下手に手が出せない状態です。

人一人の人生、否、その人に関わる人間の人生を狂わせたことに対して
人の噂も75日、他言無用と言ってのけたあの総務部長が
お父様ということですから保身しか考えていないでしょう。
親も親なら子供も子供だな。
これが藤沢クオリティか。

・・・・と、言いたいところですが
孔子の論語、子路第十三の十八に

父爲子隱、子爲父隱。直在其中矣。
父は子の為めに隠し、子は父の為に隠す。直きこと其の内に在り。
と、あります。

親子でかばい合うのは正直なことだよ、という意味で
現行法でも刑法第105条に
犯人隠匿や証拠隠滅を行ったのが親族である場合
その刑を免除することが出来ると既定があります。

家族の情というのは世の中の常識を
超えてしまうことがあるのは否定できません。

しかしながら、父親を庇いたいと思う家族の情があるならば、
ひき逃げ事件の被害者の方のご家族のお気持ちいかばかりか
何故考えることが出来ないのでしょうか。

孔子の論語に対し法家の韓非子は「公私相背」としています。

五蠧第四十九より


昔者蒼頡之作書也、
昔者蒼頡の書を作るや、
自環者謂之私、
自ら環らす者之を私と謂ひ、
背私謂之公。
私に背く之を公と謂ふ。
公私之相背也、乃蒼頡固以知之矣。
公私の相ひ背くや、乃ち蒼頡固より以に之を知る。
今以為同利者、不察之患也。
今以て利を同じくすと為すは、察せざるの患ひなり。

公私は相背くもの、それは文字が出来たころからわかりきっていること・・
といった意味です。

親子の「私」情で罪を隠匿すれば、
それは公(世間)に対しては害悪でしかありません。

なによりも世間=「公」が優先するのは
加害者側の「私」ではなく被害者側の「私」であることは明白です。

もし、自分の家族が何の非もないのにある日突然
後ろから来た車にはねられて意識が戻ることがなかったら。
はね飛ばした犯人はしらばっくれ、さらに犯人の所属する会社や
組織、さらに政党までが犯人を庇ったら、
私なら犯人側の人間すべてを許しません。
誰だってそうだと思います。


10月18日の甲府地裁での公判で、
被告は未だに反省の色を見せませんでした。

・車に損傷があるのは石が飛んできたから

・車体に付着した血痕や毛根は動物がぶつかったもの


などと無罪を主張し続けています。

被害者のご家族にすればはらわたの煮えくりかえる思いでしょう。

現在の身分は未だ郵便局の課長であり、
検察側が日本郵便の規則ではどう処分をされるのかと
被告に問うたところ、
「裁判の状況を見て処分」であるとし、それは
総務部長の言葉であったとのことです。

未だに日本郵便の社員として在籍を認めているわけです。
加えて退勤時の事件であるならば
尚更、会社として謝罪すべきですが
今もって謝罪のひとつもなく、被告人本人だけでなく
会社も、そして労組も罪を認める気がないのでしょう。

尚、某総務部の社員によると
甲府中央局はコンプライアンス以前に
社員への指導がいきわたっていないのではないか、
とのことでした。
社会的に重大なコンプライアンス違反であれば
即時懲戒解雇処分でしかるべきなのに
なぜそうしないのか、不可思議であるそうです。
就業規則には起訴休職はあってもここまで
社会的に悪質で、かつ有罪がほぼ確定している案件では
本来は適用はされません。

そうならないのは別の圧力があるのでしょうか。

刑事裁判で勤務先の名前が出され、
そしてなんら処分をされていない状況を一般の方はどう思うでしょう?

甲府中央の役職者が一番恐れて居ることは
年賀などの売り上げが前年比を下回ることで、
それを回避しようとかん口令を労組と一緒になって敷いています。
労組は労組で、民進党の党員である被告を庇うために
組合員を監視しています。

どちらも公になれば裏目に出るでしょう。

ひき逃げ事件の加害者を庇う会社、ましてや
運転業務が主たる会社がそんなことで信頼されるでしょうか。

絆だの労働者の味方だのと言っていつも
加害者を庇う労組や民進党。
もっともあの党は党首が国籍をごまかしているくらいですから
嘘をつくことを恥とも思わないのでしょう。
世間が支持するわけがありません。

一人の人間の人生を奪うということは、その人だけでなく
その人に関わるすべて人の平穏を奪うことです。


これはJP労組や連合、民進党だけでなく
日本郵便という会社の倫理観も問われている
裁判と言っても過言ではありません。

被害者の方の脳の損傷は深く、意識が戻る確率は2割ほどです。

我々にできることはなんでしょうか。
まずは、被害者のご回復をお祈りすること。

この会社の人間ならば、それ以前に、家族を持つ人間ならば
この事件から目をそらさないこと。
耳をふさがないこと。
そして、どんな圧力にも口を閉ざしてはならないのであります。
それは義務であり、権利でもあります。

どうかみなさん、「公」に恥じぬ「私」を持ってください。




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2016年10月13日

おまゆうwwwwww

お・・おう・・。

初見の感想はこれ。

祝日明けの朝、地域区分局での資源ごみ・・・否、定形外郵便物滞留による
大物増を予想しながら暗澹たる気持ちで出勤したところ
局前にて・・・・・。

BlogPaint
画像が荒いですが撮り直す前にビラは没収されました。

返してよ部長!

ブログのネタ返してよ!!

はい、不当人事と戦う我が同期、K氏のビラです。


~この件に関する保土ヶ谷郵便局関係者の温かいコメント~


・どの口が言うか

(期間雇用・女性) 

・馬鹿なんじゃないの?
(正社員・男性)


・ 利用されてるなあ(苦笑)
(正社員・男性)

・自業自得
(期間雇用・男性)

・女々しい
(正社員・男性)

・班長にもなってこんなことやってるんじゃ班員が気の毒
(正社員・男性) 

・・・と、まあみんなボロクソなので可哀想になってきました。 

でも申し訳ないけど、やっぱり同情は出来ないし
応援もしがたいなあ。

「全逓部会に絡めば公安がつく」

青年部の時に我々は支部長達に散々言われてきたし
同じ発言を彼自身もしていたのだけれど。

あとそれ以前に、私が異動になった後
あいつとつきあうなとか
あいつは被害妄想が激しいとか
精神疾患だとか

散々デマ言いふらしてたくれたっけな。

K氏自身が。


ブーメランは似非左翼のお家芸、
労組役員を降りたとはいえ未だその技は健在とは・・。


この文に出てくる支部長というのは
藤沢のIさん、鶴ヶ峰のオヤジさんのお二人も
べた褒めの人物。
見た目もよい、頭もよい、弁は立つ。

私からすればただの外面と調子のいいおっさんですが。


でもって、今回の主役であるK氏と私の労組における
かつての師であるわけだが 、定年間際にして

弟子から後足で砂かけられまくりまクリスティー。

まあ元祖は私なんですけど。

私みたいなへそ曲がりはとにかく
あれほど組合に忠誠を誓っていた
K氏がどう見ても普通の人事です本当にry
という人事で組合にかみついている点が
驚きなんですが・・・。

彼の主張はこう。

組合役員なのに異動させられた!

不当労働行為だ!

しかも組合は異議申し立てをしなかった!



まあK氏の案件が不当人事なら
主任のままで親の介護もあるのに通勤範囲ギリギリの
とんでもない僻地に飛ばされた
私はどうなるんだって話だけどね。
個人の家庭事情より組合の都合が優先した人事ですな。

あの鬼畜眼鏡支部長め、三日に一回はパレットにぶつかる
地味な呪いにかかればいいのに。

数年前、川崎のある支部の支部長が
突然任期途中に異動になった時の方が衝撃的だったし
不当人事っぽい気がしてなりませんでした。
しかも多分労組(地本)の都合・・・
今となっては真相は闇の中だけど、
限りなく労組が黒に近いんだよなあ。

別にK氏の異動に関しては不自然な点が見当たらない気がします。

会社も支部としても「なんで?」という感想でしょう。


そもそも不当労働行為とはおおまかにいえば
組合員であることそのものや労組としての活動をしようとした者に対し、
不利益な取り扱い、たとえば
懲戒・解雇・転籍・出向等の・・・・・
・・・あれ、今やJP労組がやってることばっかりだな。
そういった法律行為、事実行為のこと。

会社には経営三権という労組不可侵の三つの権利があり、
これが業務命令権・施設管理権・人事権です。

組合役員の人事、特に組合員資格に影響を及ぼすような
人事は不当労働行為にあたる場合があるようです。

今回の件は不当労働行為として神奈川県の労働委員会に申し立てられています。

せっかくなので不当労働行為の判断の流れを簡単に説明しますと

都道府県の労働委員会(再審査申立)
    ↓
中央労働委員会(命令取消訴訟)
    ↓
  
  地方裁判所

    ↓

  高等裁判所

    ↓

  最高裁判所

救済申し立てがあった場合
公益・使用者側・労働者側の各委員が決められ、
調査と審問が行われます。

申立書の写しを使用者側に送付し、それを受けた使用者は
10日以内に答弁書の提出します。

調査の期日を決めて申立書、答弁書の説明と、
それらを裏付ける証拠提出が当事者双方に求められます。

公益委員を中心として調査し、労使双方の主張と証拠の整理をし、
審問では不当労働行為の事実があるか、
証人から公開という形で事実関係を尋ねますが、
裁判所の口頭弁論のような感じです。

審問が終わると公益委員会議で不当労働行為に当たるかどうかが審議されます。



今回は、う~ん、申し訳ないけど、人事権の範囲内として
棄却命令か申し立て却下になるような・・・。

郵政資本とJP労組の真実を暴きますって
御大層な題名つけてるけど

大の大人が

知り合いのいない所なんて嫌だ!

ってダダこねてるだけなんですよね、これ。

厳しいことを言うようだけれど。

さも、労働者の為にやっているように書いてはいるけど
K氏の個人的な願望しか伝わってきません。

ブレーンがついているならもう少し文章をひねったほうがいいと思います。

労使の癒着云々というなら、せっかく支部役員をやっていたのだから
支部での不正(が、あればの話)等の裏話を暴露するとか。

あともうひとつアドバイスするなら
保土ヶ谷の管理者だった人物がいるからって
うちの局の前でビラなんぞ撒くと
こうしてボロクソな書かれ方で

ブログのネタ

されてしまうからやめた方がいいと思います。


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blackkings at 17:18|PermalinkComments(12)TrackBack(0)労組 

2016年10月10日

独裁者

アンコールワット第三回廊と祇堂
DQNネームなのかな?

有田芳生の名前を聞くたびに
親御さんは何を思ってヨシフ・スターリンという
独裁者の名前をつけたんだろうかと考えてしまいます。 

所謂ネトウヨ、と呼ばれる人たちが揶揄するために「ヨシフ」と呼んでいるわけではなく
元々こういう読みの名前。

お父様も労働運動家でいらしたのと、お生まれになった時代を考えれば
まだヨシフ・スターリンは独裁者として認知されてなかったのか?

私だったら読み方だけでも改名するなあ。

私は女なので江青とかになるのかな。

江青でググっていただければわかるけど、
彼女は毛沢東の4番目の妻にして
張春橋王洪文姚文元とともに文化大革命をおし進めた一人、
文化大革命の名のもとに自分より優れた女性や個人的怨嗟、
気に入らない人間を冤罪で落とし込めて失脚や死に至らしめた毒女。

今の労組はこんな女性役員しこたまいますよ。

特に例の女性地本執行委員に

「JP労組の江青」

の二つ名を献上したい。

彼女の専従入りはJP労組だけでなく連合の肝入りもあるとか。


・・・またこういうことを書くと右傾化しているとご指摘を受けそうだが、

元々私が左翼活動の中の人だったことで

内情をある程度把握していることと、なによりも
現在の左翼に名を借りた似非左翼があまりにも

ネタの宝庫であるから

いじらざるをえなくなるのです。

本当に面白いから。

それ以前に左よりの勢力の矛盾を指摘するだけで
右寄りと言われること自体が似非左翼お得意のレッテル貼りでしょうに。

嘘は書いてないですからね。

あと、右翼ってネタがあんまり出てこないんですよね。

泣いちゃった稲田さん?
あれは泣かした辻元が悪い。
自分は靖国に参拝したこともない上に
参拝したら攻撃する側にいるわけでしょう。

それで参拝しなかったことを責めているんですから
そりゃ悔しくて涙も出るわ。

個人的には稲田防衛大臣には日本のスシ大臣になっていただきたい。

Indonesia_Susi-11

中国の違法漁船を木端ミジンコにするインドネシアのスシ海洋大臣
※画像はコラです


一方日本では海上保安庁の船が違法漁船に体当たりされたのに
毅然とした態度がとれなかったですね、

民主党政権時代に。

軍歌流しながら走る街宣車とかって
右翼と思われがちですけど
そもそも街宣右翼は右翼じゃないですから。

あれはそもそも反社会的組織の活動の一環です。


右も左もすご~く簡単に、端折って言ってしまうと

右「日本の為に」保守
左「日本の為に」革新

なので、本来ならどちらの主張にも
善悪の区別はつけられないはずなんですが、
いかんせん劣化してきた左翼は亡国の勢力に浸食されつつあるようです。

それを除いても、今の左翼はとりあえず
保守勢力の言うことには反対しておこう、という
ある意味受け身の姿勢。

左翼は「革新」であるべきなのに。
保守の揚げ足取るばかりじゃなくて
ガンガン攻めて行きなさいよ!
いちゃもんつけるばかりじゃなくて!

左だろうが右だろうが国民の為になるならどっちでもいいんですが
今は左があまりにも情けないから左に文句を言ってるだけで
あくまで私は中道です。

安倍さんよりは小池都知事に首相になってもらいたい!

元都民としては老害とか既得権益を
ばっさばっさと切り捨てて行ってほしいですね!



・・・ま、これ以上はお題からそれるのでまた別の機会に持っていくとして


独裁者と言えば、と道行く人に聞けば
アドルフ・ヒトラーと答える人がほとんどでしょう。

欧米では子供にヒトラーとつけるだけで非難轟々ですし、
ドイツのホテルで酔っ払いがふざけて「アドルフ・ヒトラー」と署名しただけで
国外退去になった、なんてこともありました。

もはや説明不要な独裁者。

まず誰もが「アドルフ・ヒトラー」と答えるでしょうが、
ではもう一人上げろと言われたら、誰をあげますか?

こうなると様々な意見があると思います。

北朝鮮の金親子三代、中国の毛沢東、イラクのフセイン、
イタリアのムッソリーニ・スペインのフランコ・ウガンダのイディ・ミアン
ソビエトのスターリン、ルーマニアのチャウシェスク・・・。

私なら、カンボジアのポル・ポトの名前をあげます。

私が子供のころ(1980年代後半~1990年代前半)は
チェルノブイリ原発事故や
ソ連崩壊やベルリンの壁崩壊といった
共産主義や社会主義の崩壊を連日ニュースで取り上げられており、
加えて我が家は18時以降は親がTVのチャンネル権を掌握していた
(19~20時だけは例外を認められた)為に
必然的に18時にはニュースを見る羽目になっていました。
う~ん、今思えばこういったすりこみが
共産主義や社会主義への嫌悪感になっているのかな。

あんまりドギツイニュース映像だと(当時は結構流してた)
親もチャンネルを変えましたが。

ルーマニアのチャウシェスクが特に印象に残っていて、
子供心にもえらい独裁的な政治をして国民いじめたのに
まだ自分の正当性を主張してやがるなと思ったものです。

しかし驚くことに、1999年に行われたルーマニアでのアンケートでは
チャウシェスク政権下の方がよかったと回答する国民が6割を超えました。
ながらく独裁体制が続き、国民の感覚も麻痺、
またはその独裁に順応してしまった結果
大きな枷が外れてかえって統率がとれなくなったのかもしれません。

シリアもエジプトもそんな感じですね。
独裁と言えど「変化がない(できない)」という点では安定していますから。
JP労組の組合員も、不平不満があっても
結局は今のままの方がいいと考えている人が多いのではないでしょうか。

下手に変化させて安定しなくなるよりはマシ、と。


チャウシェスクは当時のソビエトのゴルバチョフにも見限られ、
1989年のルーマニア革命で妻とともに銃殺されます。
当時はその映像も流されました。

その衝撃を持ってしても尚、私はポル・ポトをあげます。

あれほど純粋な狂気はありません。
水の純度を極めて高めれば人にとって毒物になるように。

すべての始まりは、ベトナム戦争でした。

米ソ冷戦時代、1961年勃発のベトナム戦争で、
アメリカは南ベトナムを支援していていました。

アメリカは北ベトナムの共産主義が気に食わないから、
という理由だけで南側を応援していました。

当時はカンボジア領に北軍の補給基地がありました。
カンボジアとしてもベトナムの南側と国境を接していることもあり
南軍が勝つと自国を占領されてしまうという危機感から
北軍の補給基地を認証していたのです。

アメリカとしてはこれは邪魔な存在でした。

1970年、ロンノル将軍がクーデターを起こし、
フランスの植民地から独立させ建国の父とも呼ばれた
カンボジアの統治者、シアヌークは中国に亡命します。

このクーデターを後押ししたのがアメリカ。

結果的に死亡者が30万人、「カンボジア難民」が200万人発生。
ここまでの一番の独裁者はアメリカという国かもしれません。

そんなこんなで誕生したロンノル政権がまともなはずがあるわけもなく、
国民に重税をかけて苦しめます。

シアヌークは協力者を募りました。
その中にクメール・ルージュとそれを率いるポル・ポトがいました。

1975年、ポル・ポトはロンノル政権を打倒。

その直後、首都・プノンペンや各都市で民衆を着の身着のままで農村部に無理矢理移住させ
逆らうものは殺していきました。

私的財産は没収、通信手段も一切禁止、
異動手段も、伝統的な文化も自由恋愛も禁止。
他にも人として最低限認められるべき権利を
ポル・ポトは国民からすべて奪ったのです。

そのうえでポル・ポトはいわゆる文化人・知識人を
「国をよくするために協力してほしい」という理由でおびき出し、
虐殺していきました。
眼鏡をかけているだけで知識人とみなされて殺された人もいました。
彼は決して教育をまともに受けてない人間ではありません。
フランスに留学した経験もある、どちらかと言えばエリートです。
彼は異常に、自分より優れた人間を恐れました。
知識のあるものは共産主義の妨げになると考えていました。

さらにポル・ポトは密告を推奨。
兵隊は洗脳しやすい13歳以下の子供に限られました。
洗脳され、命令があれば親でも殺す兵隊となりました。
ポル・ポトを神とも崇めていました。
神の概念が出てくる時点で共産主義とは矛盾しています。

1975~78年までのポル・ポト政権下で
カンボジアでは300万人の犠牲者が出ました。
国民の3分の1が、一人の男の狂気そのものの理想の犠牲になったのです。
1979年のカンボジア解放後、国民の85%が14歳以下の子供でした。

解放されるまではほとんど国外に虐殺の事実は伝わらず、
日本でも共産主義者や多くのリベラリストがカンボジアを評価していました。

北朝鮮を地上の楽園とたたえたようなものです。

似非左翼をさらに純粋にして究極につきつめれば
ポル・ポトになるような気がしてなりません。
共産主義は平等の名目で多様化を否定します。
一党独裁や粛清・弾圧はもはや彼らのお家芸でしょう。

似非左翼が悪口がわりに使う「ヒトラー」ですが
ヒトラー・ユーゲントと同様、
ポル・ポトのクメール・ルージュや
毛沢東の紅衛兵は
(日本共産党ならシールズ?)
前々回での記事で取り上げたように
お馬鹿と何も知らない子供を洗脳して利用しています。

あるドキュメンタリーで
クメール・ルージュの一員だった元兵士が
嬉々としていかに大勢を効率的に殺すかを語っていました。
もちろん彼らも被害者です。
逆らえば彼らも殺されました。

その一方で洗脳とはいえ人を殺したことを肯定し、誇示している部分がある。

それは組織の名のもとに異を唱える者に対する
イジメを肯定している人間と同じように思えます。

権力を振りかざして人権を侵害する人間は卑怯者ですが
権力の被害者のふりをして誰かに危害を加えたことに
一切の反省もしないで権力のせいにする人間はクズだ。

その時代その状況下では正しかったのかもしれないが
時代や状況を省けば人としてやっていいことではありません。
それでも今も尚正当化する人間がいることに吐き気を覚えます。

ポル・ポトの一番恐ろしい「純粋さ」は
ここまで人を殺し、人権を奪い尽くしても
そのことになにも罪悪感を抱かなかったことです。

己の信念を貫いたと言えば聞こえはいいですが、
人道に反するものを信念と呼ぶことに激しい抵抗を覚えざるをえません。
これはただの、不特定多数への怨念にしか思えません。


独裁者は結局、「自分の」理想「自分の」権利を
国民の理想、国民の権利といった言葉に置き換えて美化して、
それに異を唱える者を排除することに理由をつけている部分があるとおもいます。

自分の敵=国民の敵とすりかえて他人も自分自身もごまかしたのではないでしょうか。

・・・いや、独裁者となれば自分自身をごまかす必要はなかったかもしれません。
弾圧や粛清で己の手を血で染めようと
なんの罪悪感も感じることはなかったでしょう。

一方で、疑心暗鬼は募っていたことがどの独裁者においても史実で見てとれます。

身の程をわきまえずに不相応な権力を握れば、
最初のうちは権力を振りまわして好き放題しますが、
そのうち自分の持っている権力に振り回されてしまうのでしょう。

ポル・ポトはどうでしょうか。
手法や政治思想は共産主義に通じるものですが
彼は手にした権力を、自分の思うまま、
自分の理想の為だけに、自分だけを信じて振りまわしていた、
異質な独裁者のような気がしてなりません。

ポル・ポトは1998年、亡くなりました。
「自分の良心に恥じることは何一つしていない」
彼の「良心」はおびただしく流された血の前でも痛むことはなく、
死の間際でさえ懺悔はありませんでした。
彼にしてみれば、懺悔するような行いはしていない人生だったからです。


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blackkings at 15:33|PermalinkComments(9)政治・経済 

2016年10月09日

似非科学

本来の真っ当な左翼、リベラルの方々の名誉に配慮し今後このブログでは
左翼のふりをした亡国の輩どもをただ「左翼」とは呼ばず

「似非左翼」と呼称することにいたします。

沖縄の反基地運動も本土(大陸か日本か)の
似非左翼運動家が頑張っているようで
地元の方が迷惑しているようです。
米軍基地のスクールバスに向けて罵声を浴びせていますが
それってヘイトスピーチなんじゃないの?
子供にまで罵声を浴びせるなんて、奴らこそ鬼畜ですね。

平和だ差別反対だ、と抜かしておきながら
自分達が暴力をふるい、人を傷つけ、差別的発言をすることは
なんの躊躇もないようです。

アメリカは強いから弱くて守られるべき
(日本人以外の)アジア人にヘイトされても構わない

強い奴らに立ち向かう俺達カッコイイ

俺達は正義!そんな俺達に文句を言う奴らはみんな悪人!

という実に自己中心的な論理と
「声の大きい方が勝ち」という考え方で

ある意味奴らは向かうところ敵なしです。

話しはそれますが過去、支部青年部長だった時(まだJPUだった時)
沖縄平和行進に誰を行かせるかという話になり、
金の無駄だからやめろ!と反対されました。

聞くところによると私の前の世代の青年部が
交通費と現地でのお小遣い込みで結構な額使って
沖縄に行ったはいいが何の報告もせず
遊んできただけ、ということが続いたとか。

知るか。

お前等の躾が悪いんだろ


ということもできず
何故か謝ってました。

結局、これは!と思う真面目な青年部の人間に行ってもらい、
きちんとレポートを書いて出していただきました。

青年部長が行けばよかっただろって?

飛行機に乗れないと

何度言えばわかるんだ。


私の組合での沖縄の思い出はそれくらいですね。



似非左翼は環境問題に取り組むのが大好きで、
「反原発」「エコ」という言葉に目がないのは皆さんご存じの通り。

その割に沖縄ではキャンプを(勝手に)張ったり
車を(勝手に)停めたり
するために勝手に森の木々を伐採しています。

似非左翼=矛盾の塊

と考えていただければ彼らに対しての対応の仕方もわかるとおもいます。



反原発に乗っかって、福島産の食品を食べると被ばくすると騒ぐ連中もいます。
食べたらたちまち内臓が腐って死ぬそうです。
彼らは元々、無添加食品、自然食品とか好きですが、
ロクな知識もなくただ盲目的に信じているんでしょうね。

水素水が売れるわけだ。

ベクレルとかセシウムとか、
覚えたての単語使いたいのはわかるけど
風評被害を巻き起こすのは迷惑な話です。

あいつらバナナの放射線量

聞いたらひっくり返るんじゃないか?

福島産食品のほとんどがバナナ以下の放射線量。

そもそも人間は16の必須ミネラルがあり、
そのうちのひとつに「カリウム」があります。
体内の水分調節や塩分の排出、
筋肉の動きの維持に必要な栄養素です。

で、このカリウム。
一g当たりのカリウム40(半減期12.8憶年)は30.4bq(ベクレル)。
バナナ100g当たりのカリウム含有量は360mg。
単純に計算するとバナナ一kgに3.6gのカリウムが含まれていて、
そのうちカリウム40は30.4bq×3.6=109.44bq。

実効線量はバナナ一本で0.1μSv(マイクロシーベルト)。
0.5Svで健康被害が出ますから、
500万本食べると放射線による健康被害が出ます。

マジかよもうバナナ食えないな。

と、いうことにはなりませんね。

じゃあお前は放射能汚染された食品を食べ続けて死ね!
という反論にもなってないような負け惜しみを言うのが似非左翼。

セシウムとカリウムは違う!
というならまだいいけど、大体そこまでの頭はない。

セシウムとカリウムでは排出されるまでの期間と
実効線量が違いますからね。


どれだけ注約つけても似非左翼はここまでの文章を読んで
「バナナには放射性物質が含まれている」という
情報しか読み取れないと思います。
悲しいことです。

彼らは原発と福島と自民党政権を叩ければいいわけで、
こういった情報は必要としません。

脳味噌の容量と人間としての器が小さい為に
自分達に都合のいい情報しか抽出ない設定なんですね。

福島第一原発事故は民主党政権下でしたが
あの無能集団のお粗末ぶりを棚に上げて
「そもそも原発推進した自民党が悪い」
しか言わないところからもうかがえます。



本来科学は政治的思想から離れ、検証されるべきものです。
にもかかわらず政治を利用してトンデモ学説を展開する似非科学者がいて、
自分達の政治的主張に都合のいい似非科学にはまるの似非左翼がいるのも事実。

似非科学に国家ぐるみではまったのがソビエト連邦。

国家そのものを似非左翼と呼んでいいかどうかはとにかく
(個人的にはOKだと思う)
ルイセンコ主義というトンデモ学説に国家ぐるみで取り組みました。

ルイセンコ主義とは・・・。
農民出身のトロフィム・ルイセンコ(1898~1976)が唱えた学説です。
多分この人、農民出身の割に全然作物のことわかってない。

まずメンデルの法則を徹底的に無視。

この時点で結果はお察しですが、こんな戯言と
彼の主張がスターリンに気に入られました。

新しい条件や人為的な努力によっていくらでも進化できる!
生き物は環境によっていくらでも変化する!
この前大麦収穫したら雑草もいっぱい混じってたけど、
それって生育環境が不適切だったから大麦が雑草になったんだ!

というメルヘンチックな論文を発表する奴を
なんで信用したのか理解しがたいですが、
共産主義的には
「後天的素質が次の世代に受け継がれる」という彼の論が
革命思想ともマッチング(このへんも理解しがたい)した模様。

だから共産主義は嫌いなんだよ。

この時点で科学が政治に利用され、また
政治が科学に利用されることとなりました。

当時のソビエトは西側諸国への反発が根底にあったことと、
1930年代位から
「ブルジョワ的な科学」を排斥、「プロレタリア的な科学」を打ち立てようと
いう動きが若い科学者の間で・・・・

・・・・・科学にブルジョアもプロレタリアもあるのか?


まあようするに資本主義の連中が作った
科学体系なんざ気に食わねえから
俺たちで作っちゃおうぜといった明後日の方向の動きですな。

そんな連中もまたルイセンコ学説を支持しました。


スターリンお気に入りということで、国家の後ろ盾を得て
1934年にプルコフにて大規模な実験が行われました。
その時のエピソードが
ソルジェーニツィンの著書・「収容所群島」に収められています。

農業技師たちは雪の上に麻の種子を播いた。
ルイセンコの命じたとおり正確にやったのだ。
種子は水分を吸収してふくれ、
かびが生えだし、すべて駄目になってしまった。
広い耕地が一年間空地のままにおかれた。
ルイセンコは、雪が富農だといって非難することも、
自分が馬鹿だとも言うわけにいかなかった。
彼は、農業技師たちが富農で、彼の技術を歪曲したと非難した。
こうして農業技師たちはシベリア送りとなった。


笑えねー。

あ、富農ってのは社会主義や共産主義で富裕層に当たる農民で、
しばしば弾圧や迫害の対象とされました。


自分達の理論が間違っていたことを棚に上げ、
それに従った現場が不慣れだったというふうに責任転嫁。
どっかの会社みたいですね。

だから共産主義は嫌いなんだよ。

大事なことだから2回言いました。

ルイセンコ学説はスターリン批判のあおりを受けて一時下火になりますが、
ルイセンコは今度はフルシチョフを取り込みます。

そういうところだけはうまいんだな。

植物にさえ共産主義思想を食いこませ、
反論するものは粛清と弾圧。
彼が提唱し無理矢理実践された農法は
結果的にソ連農業を荒廃させました。

2次大戦後にルイセンコ農法を導入した中国・北朝鮮も甚大な被害を出しました。
北朝鮮は多分まだその後遺症が残っているのじゃないでしょうか。

物理学者、アンドレイ・サハロフはこう彼を批判しています。
「彼には、ソビエト連邦の生物学、中でも特に遺伝学の恥ずべき後進性、
疑似科学的な見解の普及、冒険主義、多くの純粋な科学者たちに対する
中傷、解雇、拘束、さらにはその死までについての責任がある。」



結果的に一人の男の似非科学が国の農業が荒廃させ、
国力がそがれ、ソビエト崩壊の要因の一つともなりました。


(エセ)かがくのちからってすげー!  

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blackkings at 14:27|PermalinkComments(14)TrackBack(0)政治・経済